胡錦濤国家主席は2日午後、米大統領特使のポールソン米財務長官と人民大会堂で会談した。
胡主席は中米の経済貿易協力と両国関係の進展を積極的に評価。「第3回中米戦略経済対話は成功を収め、積極的な成果を上げ、両国の経済貿易協力と両国関係の発展に重要な役割を果たした。中国は中米戦略経済対話など2国間協議体制の整備と改善を非常に重視している。世界経済システムの重要な一員として、中米は世界経済の健全で安定した発展を守る共通の責任を担っている」と指摘。「マクロ経済政策における米側との意志疎通と調整を強化し、経済貿易協力の水準を不断に高め、世界経済の成長と国際金融の安定を守るために共に努力していきたい」と強調した。
ポールソン長官は米国経済の運営状況と今後の発展基調を説明。両国の経済貿易関係への見解を示し、「ブッシュ大統領と胡錦涛主席が設置した米中戦略経済対話は成功し、絶えず進展を遂げている。両国の良好な経済運営は双方にとってプラスであり、米中関係全体の発展も双方にとって重要だ。両国が引き続き努力し、戦略経済対話と中米関係を引き続き前進させていくことを希望する」と述べた。
「人民網日本語版」2008年4月3日