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中・米両国防相がホットラインで初通話
発信時間: 2008-04-11 | チャイナネット

梁光烈国防部長(国務委員)は10日、ゲーツ米国防長官と両国防省間の直通電話による初の通話を行った。

梁部長は「直通電話の設置は、両国の国と軍の指導者が戦略的視点と長期的利益に立って決定した重大な政策であり、両軍の実務協力を強化する実際的な措置でもある。この交流手段が両軍関係の発展、および地域と世界の平和の維持にしかるべき役割を果たすよう、双方が良好に利用していくことを希望する」と指摘した。

梁部長はさらに「台湾情勢は依然、敏感・複雑だ。米側が『1つの中国』原則を恪守し、中米の3件の共同コミュニケの立場を堅持し、台湾への武器売却と米台の軍事的結びつきを停止し、台湾海峡の平和・安定、および中米関係の大局を中国側と共に守っていくことを希望する」と強調した。

ゲーツ長官は「直通電話の開通は良いスタートだ。双方の一層のコミュニケーションの強化、協力の実施に新たな機会を提供した」と指摘。台湾問題における米政府の原則と立場を再度説明し、「1つの中国」政策の堅持を表明した。

「人民網日本語版」2008年4月11日

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