中国の海南省で開催されたボアオ・アジアフォーラム2008年年次総会に出席している一部のアジア諸国の指導者は、12日の開幕式で発言し、気候変動と持続的な発展などの問題に大きな関心を示した。
オーストラリアのケビン・ラッド首相は、「気候の変動は世界が直面している最大の問題で、オーストラリアは中国などのパートナーと共にこのチャレンジに直面し、協力して互恵を実現したい」と述べた。
スウェーデンのラインフェルト首相は、「実際行動を取って気候変動のチャレンジに直面すべきだ。中国がエネルギー利用の効率化を図り、環境保護を強化することを歓迎する」と語った。
モンゴルのエンフバヤル大統領は、席上、地域レベルで気候変動に対応するため、北東アジア地域の気候変動サミットを開催することを提案した。
このほか、パキスタンのムシャラフ大統領、カザフスタンのマスモフ首相、スリランカのラージャパクサ大統領は、それぞれの発言で、国際間と地域間の協力を強化し、共同でチャレンジに直面し、持続可能な発展を実現することを呼びかけた。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年4月13日