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「チベット問題」は宗教問題ではない
発信時間: 2008-04-30 | チャイナネット

チベットの宗教文化が発展をとげず、保護を受けていないのか?

これまでの20年間に、国はチベットのお寺、文化財・古跡と宗教場所を補修するために累計7億元以上を投下し、多くのチベット仏教の経典は緊急措置のもとでの保護と科学的な管理を受けている。ポタラ宮とロブリンカ寺、サギャ寺という三大文化財・古跡は適切な補修と保護を受け、16年間にわたるチベット語の『大蔵経』の整理、出版を完成し、『ガンチュル』、『タンチュル』というチベット仏教の経典といくつかの仏教儀式の規則、伝記、論著の単行本が国の出資協力を得て刻印刷された。チベット暦の新年、サガダワ祭、ワンゴ祭、シュドン祭などと多くのお寺の宗教祭日・祝日行事ももとどおり残され、受け継がれるとともに、全国、さらには世界のさまざまな新たに認められた祭日・祝日行事も取り入れることになった。チベットの宗教文化の中で、主導的地位を占めているチベット仏教の文化は原初的信仰文化、ベン教文化とともに輝きを放っている。

政府の宗教信仰の自由に対する尊重は、深い民族文化の伝統に根を下ろし、さらに憲法と法律によって保障されている。今日、宗教信仰の自由はすでに公民の基本的な権利の1つとなっており、正常な宗教活動および宗教団体、宗教活動の場所、宗教の教職人員と宗教を信仰する公民の合法的権益はいずれも法律の保護を受けている。古いチベットの『16の法典』などの地方法典の中では、チベット仏教だけが唯一信奉し、推進すべきものとなっており、その他のいかなる異なったタイプの宗教を崇拝し、信奉してはならず、宗教信仰の面で明らかな規定性を持っている。宗教信仰の現在と過去の対比の中から、チベットの宗教は現代の法律の保護のもとで文明と進歩へ向かっていることをはっきり見て取ることができる。

これらの事実は、「チベット問題」は決していわゆる「宗教問題」ではなく、「宗教問題」はダライラマグループの人の同情を得るためのいくつかのカードの1つに過ぎない。「チベット問題」の本質は、「チベットの独立」を企て、祖国を分裂させることであり、これは「宗教問題」で覆い隠すことができるのか?

「チャイナネット」2008年4月30日

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