1985年に訪日した中国青年代表OB団の代表50人と、青年代表150人が組織した「新しい日本を感じる-中国青年代表団」が、5月4日から5月10日まで日本を訪問し、長野県でホームステイしたり、愛知県でトヨタの工場を見学したりして、日本の青年たちと交流する。
北京の中国駐在日本国大使館では3日午後、同代表団の歓送会が開催され、共産主義青年団中央国際連絡部の倪健部長や、日本大使館の道上尚史公使などが出席した。歓送会では代表たちが中日両国の言葉で歌を歌い、訪日への期待に胸を膨らませた。
道上公使: 胡主席の訪日を成功させることが特別な目的
道上公使は歓送会の挨拶で、中国の青年たちが一週間という短い期間に、出来るだけ本当の日本をたくさん見、聞き、交流して、中国に戻ってから日本のいい面を職場の同僚や家族に伝えてほしいと述べた。
胡錦涛主席の訪日と同じ時期に日本を訪問する代表団は、8日に早稲田大学で行われる胡錦涛主席の講演会や、日中青少年友好交流年の開幕式に出席する。今回の代表団訪日の目的は、胡錦涛主席の訪日を成功させ、日中友好の発展を成功させることだ。
倪健部長:五輪では青年代表団が日本チームの応援を
今回の中国青年代表団の副総団長を務める倪健部長は、挨拶の中で次のようの述べた。
今回の代表団は、さまざまな分野、特に青年同士との交流を通じて、胡錦涛主席の訪日のために良好な雰囲気を創出させるように努力していきたい。代表団のメンバーは、一週間の訪問で日本や日本の国民をより理解し、8月に開催される北京オリンピックでは、代表団のメンバーたちが中国チームの応援だけでなく、日本チームの応援もするよう期待している。
青年交流の重要な目的は友好で、友好の前提は相互理解だ。代表団は今回の訪問を通じて、日本の社会や日本の青年を理解し、そして日本の人たちにからも理解してもらい、相互に理解しあった上で友情を結ぶことを願っている。