ホーム>>政治>>政府見解
中国、ブラウン首相によるダライとの面会を非難
発信時間: 2008-05-25 | チャイナネット
  英国はこのほど、ダライによる英国での活動を許し、さらにブラウン首相ら政界要人との面会を設定した。これに対し、外交部の秦剛報道官は24日、強い不満と断固たる反対を示した。

  秦剛報道官は、「英国はこのほど、中国の深刻な懸念を顧みることなく、ダライの英国での活動を許し、ブラウン首相ら政界要人との面会を設定した。英国議会の外務委員会はいわゆる『中国人権問題公聴会』を開き、『証人』としてダライを招いた。これは中国への内政干渉にあたるだけではなく、中国人民の感情をとても傷付けた」とし、中国側として強い不満と断固たる反対を示した。

  また秦剛報道官は、「西蔵(チベット)は中国の分割できない一部分であり、西蔵関係のできごとは中国の内政にあたる。我々は、いかなる国家や組織や個人がダライを利用して中国の内政に干渉することも反対する。英国政府は『西蔵独立』を支持しないことを何度も表明している。我々は英国に対し、実際の行動によって承諾を実行し、両国関係の長期的な発展に利することを行い、両国関係の発展の大局を維持するよう求める」と強調した。 

  「人民網日本語版」2008年5月25日

  関連記事

· 中国外交部:ダライは実際の行動で祖国分裂の活動を止めるべき

· ダライ・ラマ側との接触を真面目な態度で臨む

· 中国駐ニューヨーク総領事館の チベット族の領事がダライラマの正体を暴く

· 新華社通信、「ダライ・ラマは歴史の流れに従うべきだ」

· 胡錦濤主席「対ダライ政策は一貫しており明確」

  同コラムの最新記事

· 中国外交部:ダライは実際の行動で祖国分裂の活動を止めるべき

· 外交部、日本の救援隊に感謝を表明

· 震災救援について、国務院新聞弁公室記者会見

· 温総理語録

· 中国、日本政府が緊急援助要員を被災地に派遣することに同意