朝鮮外務省の報道官は12日、核施設の無能力化をめぐる先日の朝米協議について、成果があったとの見解を表明した。
朝鮮中央通信は同日、同報道官の話として、「朝米の専門家が10日と11日に平壌で協議を行い、朝鮮の核施設の無能力化に関する技術的・事務的問題、およびこれに対する関係各国の政治的・経済的補償の問題を話し合った」と伝えた。同報道官は「成果があった」としたものの、その具体的な内容は明かさなかった。
ソン・キム米国務省朝鮮部長率いる作業チームは10日から11日まで平壌を訪問し、核施設の無能力化などについて朝鮮側と話し合った。同部長の訪朝は4月以降3回目。
「人民網日本語版」2008年6月13日