中華人民共和国国務院は6月30日、中国の震災救援活動に対する国際社会からの支持と援助に感謝する公告を発表した。公告の全文は次の通り。
2008年5月12日14時28分、中国のブン川でマグニチュード8の巨大地震が発生し、多くの生命と財産が奪われた。中国人民がこの甚大な災難の中にある時、国際社会は心からの同情と慰問の意を表明し、さまざまな形で支持と援助を差し伸べ、崇高な人道主義精神と中国人民への友情を存分に体現した。中国の政府と人民は、私たちに深い同情を示し、貴重な援助を提供したすべての国の政府・団体・個人、国際機構、華僑・華人に心からの感謝を表明する。
今回の地震は中華人民共和国の成立以来、最も破壊力が強く、最も被災範囲が広く、最も救援の難しい地震だった。震災発生後、中国政府は全国の力を救援活動に結集し、各族人民は万民が心を1つにし、力を合わせて立ち向かい、粘り強く奮戦し、困難を共に克服して、震災との戦いにおいて重大な段階的勝利を勝ち取った。この過程において、国際社会からの援助と支持は積極的な役割を果たした。救援活動はすでに、被災者の生活の安定と復興の段階に入っている。私たちは、全国人民の共同努力と国際社会の継続的な支持の下、被災地の人民は必ずや災害に打ち勝ち、すばらしいふるさとを再建することができると固く信じている。
「人民網日本語版」2008年7月1日
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