ホーム>>政治
国務院会議、省エネ・排出削減事業の重点を明確化
発信時間: 2008-07-02 | チャイナネット
  温家宝総理は1日午前、自らがトップを務める国務院省エネ・排出削減指導チームの会議を招集し、07年度の事業報告を受けるとともに、08年度の事業案を策定した。

  会議は「現在もなお状況は非常に厳しく、これは経済成長の速さに際立って現われている。特に高エネルギー消耗・高排出産業の成長は依然として速すぎる。サービス業の増加値(付加価値)がGDPに占める割合、ハイテク製造業の増加値が工業増加値に占める割合は低下し、産業構造の重工業化に変化はない。省エネ・排出削減5年目標の達成はきわめて困難だ」と指摘。今年の省エネ・排出削減目標を達成するため、事業の重点を明確化すべきとして、以下の点を挙げた。

  (1)目標責任の評価・審査を強化する。

  (2)高エネルギー消耗・高排出産業の過度の成長を断固抑制する。

  (3)立ち後れた生産施設の排除を加速する。

  (4)省エネ・排出削減重点プロジェクトの実施を強化する。

  (5)重点分野の省エネをしっかりとやる。

  (6)省エネ・排出削減技術の開発と普及を加速する。

  (7)循環型経済の発展を加速する。

  (8)重点汚染源への監督を強化する。

  (9)省エネ・排出削減にプラスの経済政策を実施する。

  (10)省エネ・排出削減の法令と基準を整備する。

  (11)省エネ・排出削減事業の監督・検査と行政執行を強化する。

  (12)「省エネ・排出削減全民行動」を組織・展開する。 


  「人民網日本語版」2008年7月2日
  関連記事

· 初の中外協力の省エネプロジェクトが広州で始動

· 山東 省エネ先進機構に計1千万元以上の奨励金

· 「今夏は省エネ・環保で被災地再建を支援」90.1%

· 「北京の省エネ住宅」が震災被災地で利用開始

· 国際金融公社が中国の環境・省エネに投資

  同コラムの最新記事

· 中国は海外援助に政治的条件をつけず

· 胡錦涛国家主席、タイ首相と会談

· 中国、ジンバブエ各派の対話に期待

· 中国、6カ国協議の団長会合再開について調整

· 胡錦濤主席、G8と関係国首脳の対話に出席へ