国際軍人スポーツ評議会(CISM)は北京の八一ビルで10日、国際軍人スポーツ運動への中国軍の貢献に感謝し、中国軍首脳、国際軍人スポーツ組織委員会役員、中国人民解放軍の優れたスポーツ選手に勲章を授与した。授与式には梁光烈国防部長(国務委員)、陳炳徳総参謀長(中央軍事委員会委員)、劉鎮武副総参謀長、CISMの役員、および国際軍人スポーツ村活動のため北京滞在中の加盟11カ国の役員30人余りが出席した。
CISMのゴラ会長は「CISMのすべての役員と加盟国を代表して、国際軍人スポーツに中国が終始果たしてきた重要な役割と積極的な貢献に感謝できることを喜んでいる。中国が引き続き国際軍人スポーツの発展を支持し、促進していくことを信じている」と表明。「北京五輪は競技の構成、インフラ、ボランティア活動など、どの面を見ても最も素晴らしい大会だ。開会式は実に見事で、平和、友情、そして若者の未来への夢を形にしていた」と述べた。また、五輪開催という中国の人々の夢が実現したことを祝福した。
国際軍人スポーツ村は7日に開村した。オリンピックに合わせた開催は20年ぶりだ。CISM加盟各国の代表団は北京五輪の開会式と閉会式に出席し、競技を観戦するほか、北京五輪に参加する各国の軍人選手と共に「国際軍人スポーツ友好の集い」を開催する。
CISMは世界各国の軍隊間の総合的なスポーツ機関で、現在131カ国が加盟している。
「人民網日本語版」 2008年08月11日 |