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上海協力機構首脳会議で胡錦涛主席が重要演説
発信時間: 2008-08-29 | チャイナネット
首脳会議の記念撮影
 上海協力機構元首理事会の第8回会議が28日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで行われ、中国の胡錦涛国家主席、カザフスタンのナザルベーエフ大統領、キルギスタンのバキーエフ大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領、ウズベキスタンのカリモフ大統領が出席した。首脳らは「上海協力機構加盟国元首ドシャンベ宣言」など重要文書に署名し、「上海協力機構加盟国元首理事会会議共同コミュニケ」を発表した。

 胡主席は会議の席上「平和が永続し共に繁栄する調和ある地域を手を携えて建設する」と題する重要演説を発表。「上海協力機構は成立以来7年、地域の安全保障と安定の維持、経済発展の促進に努力し、地域の政治環境・安保環境・発展状況を著しく改善した。ビシュケク首脳会議以来、機構自体の建設と実務協力において前向きな成果を上げ、団結の一層の強化、協力の一層の緊密化、活動の一層の強化、成果の一層の顕著化の目標に向け、引き続き邁進してきた。上海協力機構の発展と業績は誰の目にも明らかだ」と指摘した。

 また「当地域の問題を解決するには、結局は、域内各国の連帯と国力の強化に依拠しなければならない。加盟各国は一層緊密に団結し、共同で各種の試練に対処し、発展のチャンスを分かち合い、『上海協力機構加盟国長期善隣友好協力条約』を全面的に実施し、平和が永続し共に反映する調和ある地域の建設を本組織の長期的任務として、共にその実現を図るべきだ」と指摘した。

 他の首脳も発言で、ビシュケク首脳会議以降の上海協力機構の政治・安保・経済・人と文化・対外交流面での成果を総括し、次段階の活動を立案したほか、関心を共有する国際・地域問題について突っ込んだ意見交換を行い、幅広く共通認識を形成した。

 オブザーバーとして出席したイランの首脳と、インド、モンゴル、パキスタンの首脳部代表も発言し、上海協力機構およびその加盟国との結びつきを緊密化し、経済貿易・人と文化・安保分野の協力を強化する意向を表明した。

 「人民網日本語版」 2008年08月29日
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