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首脳会談の様子 |
胡錦涛国家主席は28日、キルギスのバキーエフ大統領と、上海協力機構首脳会議のため滞在中のドゥシャンベで会談した。
胡主席は、昨年のキルギス訪問でバキーエフ大統領と達した両国間の各分野の互恵協力の全面的な深化に関する合意が、現在着実に実行に移されており、両国関係に新たな発展をもたらしていることを指摘。「近年、両国間では各分野の実務協力が迅速に拡大し、経済貿易協力も急速に発展している。道路・鉄道交通のインフラ建設と国境通関地協力のプロジェクトを共同実施し、経済貿易協力を深めることを希望する。今回上海協力機構加盟国が北京五輪で行った安保協力を機に、キルギスとの安保協力を強化し、当地域の平和と安定の維持に共に努力していきたい」と述べた。
バキーエフ大統領は「昨年の胡主席のキルギス訪問後、両国の交流は各面・各レベルで強化され、2国間貿易は力強く成長し、鉄道・電力・資源などの分野の協力プロジェクトも積極的な進展を得た。両国は上海協力機構その他の国際機関でも緊密に協力している。キルギスの政府、議会、政党は、対中関係や両国の各分野の協力の一層の発展を全力で促していく」と述べた。
「人民網日本語版」 2008年08月29日