第63回国連総会が16日開幕した。総会議長を務めるミゲル・デスコト・ニカラグア元外相は開幕式で、世界食糧危機や国連改革、気候変動などが総会の重要なテーマとなると挨拶した。

また、水資源の保護やテロ、人権、核軍縮と核抑制、人身売買、パキスタン問題、人道主義援助や性の平等なども本総会で関心を集める問題となっている。

国連総会は国連が審議、監督、審査する機関で唯一、全加盟国で構成される機関でもある。総会は毎年9月―12月の間に開かれ、各加盟国が共に関心を持つ国際的な問題を提起する場となっている。一般討論は9月23日―10月1日まで開かれ、192の加盟国の代表が食糧危機や国連改革について自国の立場を述べることになっている。

「中国国際放送局　日本語部」より2008年9月17日