第7回首脳会合は、24日から25日にかけて北京で開かれる。中国にとって今年、北京五輪に続く重要な国際大会となる。中国を除いた44の参加国・機関のうち、ほとんどの参加国・団体の指導者が出席することが確定している。会議の主な活動は24日午後と25日全日に行われる。主な活動には、▽歓迎セレモニー▽集合写真の撮影▽開幕式▽全体会議▽閉幕式――などが含まれる。胡錦濤主席は重要な活動に出席する。温家宝総理は会合の議長を務め、参加する来賓に向けた歓迎パーティーを行う。会合後、ASEM調整国を担当する4カ国・機関(中国、フランス、ブルネイ、欧州委員会)の指導者による記者会見が開かれる。さらに会合前・会合中・会合後にかけて、中国の指導者と参加国の指導者との会談も予定されている。
(4)期待される成果
今回の首脳会合では過去の慣例に従い、一連の重大問題に対するASEMメンバーの立場を示しASEMの将来の協力方向と重点分野を定めた「議長声明」が採択される。会合ではまた、持続可能な発展など国際社会が直面している緊迫した問題について討論が行われ、関連文書が採択される。さらに、政治対話・経済貿易協力・社会文化交流という3大分野でのASEMメンバーの交流と実務協力を呼びかける提案も審議・採択される予定だ。
「人民網日本語版」2008年10月15日