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全国政協の記者会見 趙啓正報道官が初デビュー
発信時間: 2009-03-02 | チャイナネット

 

質問を提出したロシアの記者

その後、趙啓正報道官は世界各国の記者の質問に答えた。

1.「インターネット」

中国社会のネット化が政治の民主化や役人への監督強化に役立つのかという質問に対して、趙報道官は次のように答えた。

中国政府は、インターネットやIT技術の発展を奨励しており、中国のネットユーザーは8年間で30倍増え、3億人を上回っている。これは世界中から見ても大変多いとされており、中国の人々はインターネットを利用することが好きだということを示している。

インターネットの発展は、社会の進歩や政府の情報公開などを促すと同時に、政府はネットユーザーの考え方をより知ることができる。それゆえに、今後も中国は引き続きネット化の発展を推し進めなければならない。

2.「女性の事業」

記者の質問に答えた際、中国人民政治協商会議の趙啓正報道官は、「今回の女性委員の人数の割合は前回より高くなる。女性の事業は女性だけがするのではなく、男性も参加すべきだ。男性と女性が一緒にすることで、女性の事業もよりよくなるだろう。それは男性と女性の視点が異なり、男性の提案はより鋭く正確かもしれない」と述べた。

3.「政協の特徴」

政協の発言権について、趙啓正報道官は次のように述べた。

政治生活における強い発言権は、政協の特徴となっている。政協の職能は政治協商、民主監督、政治参与であるからだ。政協委員は書面にて関連部門に建議と意見を提出し、特に政協委員の視察が各地で妨害されたことはない。また、政協委員は政府、与党を監督する権力を持っているため、政協委員は十分な発言権を持っているといえる。

われわれ政協委員たちは強い発言権を持つ以上、いかにして発言の質を向上させるか、中国の最重要問題、社会発展の中で改善しなければならない問題をいかに捉え、実施可能な建議を提出するかが重要であり、このような発言こそは最も効果的なものであるといえよう。

香港・マカオの委員たちの役割について、趙啓正報道官は次のように述べた。

香港・マカオの委員たちは大きな役割を果たし、貢献している。「一国二制度」の背景の下で、彼らの意見は独特な角度から提出されたものなので、政協及び中央の各部門の注意が必要だ。特に経済問題においては、発言のレベルが高いので、多くが関連部門に受け入れられた。

「チャイナネット」 2009年3月2日

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