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バキエフ大統領と会談した胡主席 |
胡錦濤国家主席は15日、エカテリンブルクでキルギスのバキエフ大統領と会談した。胡主席は、「中国・キルギス関係はここ数年安定した発展を見せている。両国は密接なハイレベル交流を行い、経済貿易、投資、交通、通信、農業などの分野における協力の成果もめざましい。両国は共にテロリズム・分裂主義・過激主義という『3つの勢力』に打撃を与え、地域の安全・安定を促進してきた。また、国連、上海協力機構の枠組み内では相互に支持し合い、両国の共同利益を守ってきた」と述べた。
胡主席はまた、「現在、金融危機の影響はいまだに広がりつつあり、世界各国の経済社会の発展と人々の生活に深刻な影響をもたらしている。隣国・パートナーとして、中国はキルギスと交流・協力を強め、共に金融危機に対応し、両国経済の健全かつ安定した発展を推進していきたい」と述べた。
バキエフ大統領は、「現在中国・キルギス関係は迅速に発展しており、各分野での協力も順調に進展している。経済貿易分野で達した各合意は積極的に実施されており、国際・地域問題での協力も良好だ。キルギスは中国がキルギスの経済社会発展のために提供した無私の援助に感謝している。キルギスは中国と交通、国際貿易、鉱物開発などの分野でさらに協力を強め、共に金融危機に対応していきたい」と述べた。
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