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カリモフ大統領と会談した胡主席 |
胡錦濤国家主席は15日、エカテリンブルクでウズベキスタンのカリモフ大統領と会談した。胡主席は、「中国とウズベキスタンが2005年に友好協力パートナー関係を結んで以来、中国・ウズベキスタン関係は健全かつ安定した発展を保ってきた。両国は密接にハイレベル交流を行い、政治的相互信頼は日に日に高まっている。また、経済貿易、エネルギー、安全、人文など各分野における協力も絶えず拡大している。両国が共に関心を持つ重大問題においては、互いに支持し合い、国連・上海協力機構などの枠組み内では良好な協力を展開し、地域ないしは世界の平和と発展促進に向けて貢献してきた」と述べた。
胡主席はまた、中国・ウズベキスタンの実務的協力の深化に向けて重要な意見を提出。両国が政府間経済貿易協力委員会の作用を十分に発揮し、経済貿易、交通、エネルギー、電気通信、軽工業、農業などの分野での協力を全面的に推進し、両国の貿易額増加を保持し、両国の経済社会の発展を促進することを提案した。
カリモフ大統領は、「ウズベキスタン・中国関係の強化は重要な意義を持っている。ウズベキスタンは『ウズベキスタン中国友好協力パートナー条約』を非常に重視しており、真剣に実行していく。現在、世界金融危機の中で、ウズベキスタンは中国と経済貿易、エネルギー資源などの分野で協力を強め、共に金融危機に対応していきたい」と述べた。
「人民網日本語版」 2009年6月16日