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米政府関係者 「朝鮮は直接対話の条件を満たしていない」 |
発信時間: 2009-07-30 | チャイナネット |
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米政府関係者は27日、朝鮮はまだ米国の米朝直接対話に関する条件を満たしていないと語り、しばらくは朝鮮と2カ国会談を行うつもりは無いことを示した。新華網が伝えた。 朝鮮外務省の報道官は27日に談話を発表し、朝鮮は6カ国協議に二度と参加しないことを重ねて言明するとともに、「その他の対話方式」でなら問題を解決できるとした。報道官はその他の対話方式について具体的な意味を明かさなかったが、政治アナリストらは、朝鮮政府関係者の最近の態度から、この対話方式が米国との2カ国対話を指していると判断した。 しかし、米国の政府高官がAFP通信に明らかにしたところによると、米国は朝鮮が6カ国協議の枠組みに戻って朝鮮核問題を解決するよう求めていく考えで、朝鮮による6カ国協議不参加表明は明らかに「条件を満たしていない」ことになる。 同高官は「われわれにはすでに(6カ国協議という)枠組みがある。朝鮮はこの枠組みを通じて非核化に尽くし、関連の義務を履行しなくてはならない」と述べる。 朝鮮が6カ国協議を放棄し、米国との直接対話を求めるようになった変化について米国国務省のイアン・ケリー報道官は、「米国は米朝会談に『開放的な態度を持っている』が、この対話が6カ国協議の枠組みの中で行われることが前提だ」と重ねて言及している。 「人民網日本語版」 2009年7月29日 |
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