「世界ウイグル会議」の頭目であるラビア・カーディルが29日午後、東京都内で記者会見を行った。彼女の発言には嘘が多く、記者の質問によりそれが明らかとなった。
記者会見でラビアは、「7月5日の平和デモが始まってからしばらくすると、当局は私服を着た人をデモに投入し、暴力行為を働いた」と話したが、その後、「デモが3、4時間続くと、警察はデモ隊を包囲し、目の前にある混乱を放任した」と話し、前後に矛盾があった。また、ウイグル族の生活状態を大きく歪曲し、「1949年以降、平和な生活を永遠に失い、ウイグル族は平日に大声で話すことさえできなかった。ウイグル族は今、自由に経済活動をできず、民族教育を受ける権利もない。宗教の自由や就職のチャンスにも恵まれず、ますます貧しくなっている」などと話した。
『環球日報』の記者は、「あなたの事件に対する説明は、まるで自分自身がその場にいたように感じさせる。だが、その日の事件の状況をどうして知っているのか。また、建国後、新疆の平和な生活を永遠に失ってしまったと話したが、みんなが知っているとおり、あなたは商売を始め新疆最大の億万長者までになり、民族代表に選ばれたこともある。どうして平和な生活がないと言えるのか」と詰問した。ラビアのこの質問に対する答えで、嘘が明らかとなった。「7月5日、私にたくさんの電話がかかって来て、そのときの状況の報告を受けた」とラビアは話すが、以前、7月4日に弟とだけ電話したと話したことがあり、7月5日に事件発生地と頻繁に連絡を取っていたことを今回初めて認めている。また彼女は、「政府は過去に、一部の人がまず豊かになることを許可しており、経済活動が自由に行なわれた。私は当時、共産党を信じていた」と話しており、「建国後に平和な生活を失った」とする話と明らかに矛盾がある。
「チャイナネット」 2009年7月30日 |