楊潔チ外交部長は12日にジュネーブで、Ordzhonikidze国連ジュネーブ事務局長（国連ジュネーブ軍縮会議事務総長）、グテレス国連難民高等弁務官、陳馮富珍（マーガレット・チャン）WHO事務局長とそれぞれ面会し、中国と関係国際機関との友好協力の強化、グローバルな試練への共同対処、世界の平和と発展の促進について、踏み込んで意見交換した。

楊部長は「国際的な軍備抑制・軍縮・拡散防止の状況には現在、重大な変化が起きつつある。中国は一貫して、ジュネーブ軍縮会議を含む多角的な軍備抑制・軍縮・不拡散プロセスを積極的に支持しており、国際平和・安全の維持のために各国と共に引き続き建設的な役割を果たすことを望んでいる」と表明した。

また「国際難民の現状は依然厳しい。世界金融危機によって難民の境遇は一層悪化した。中国は一貫して、国際難民保護事業を重視し、恒久平和の構築と共同発展の実現を通じて難民問題を根源から取り除くことに尽力している。国連難民高等弁務官事務所との協力を強化して、難民問題の適切な解決を促進するために努力したい」と述べた。

さらに「グローバルな公共衛生の問題には、国際社会の共同対処が必要だ。WHOとの協力を一層強化し、グローバルな公共衛生事業の促進に向けたWHOの努力を支持したい」と表明した。

「人民網日本語版」2009年8月14日