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胡主席 安保理サミットで核不拡散の5つの提案
発信時間: 2009-09-25 | チャイナネット

 

四. 各国の原子力平和利用の権利を十分に尊重し、積極的に国際協力を繰り広げる

発展途上国が平和目的で行う原子力開発・利用に対し、先進国は積極的に支持する。IAEAは投資を拡大し、原子力発電、原子力の安全、原子力の技術応用などの面で技術協力や援助を行う。

五. 核の安全を大いに強化し、リスクを削減する

各国は核安全の分野でのさまざまな国際法律文書を厳格に遵守し、核施設と核材料の安全を確保し、核材料の流出を効果的に防止する。国際社会は協力を強化し、共同で核テロリズムを取り締まる。

 

胡主席は最後に、「中国は一貫して全面的に核兵器を禁止し、徹底的に撤廃することを主張する。中国は『自衛防御』の核戦略を断固として実行し、いつ、いかなる状況でも『核先制不使用』政策を堅持し、無条件で非核国や非核地域に対し核兵器を使用せず、また、使用の脅威を与えないことを承諾する。中国はいかなる形の核軍備競争にも参加せず、核能力を国の安全を守るための最低レベルに維持し、核軍縮プロセスを引き続き推進していく。中国は、国際的核不拡散体制を維持するための中核的役割を果たしていくことを望んでいる」と語った。

「チャイナネット」 2009年9月25日

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