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中国国連大使「中国はさらに積極的・建設的な役割を果たす」 |
発信時間: 2009-09-21 | チャイナネット |
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中国の張業遂国連大使は18日、人民日報の取材に対し、ニューヨークとピッツバーグで開かれる国連会議と第3回G20金融サミットへの胡錦濤国家主席の出席について、「新中国成立60周年記念式典を前にした重要な外交活動であり、中国の国家主席が1回の外遊でこれほど多くの首脳会議に出席するのも初めてであり、その意義は重大だ」と指摘した。 ----胡主席の今回の一連の国際会議出席について、現在の国際情勢と合わせ、その意義をお話しください。 胡主席は9月21日から25日まで、米国のニューヨークとピッツバーグで一連の会議に出席する。ニューヨークでは、22日に国連気候変動サミット、23日に国連総会の一般討論演説、24日に核不拡散と核軍縮をめぐる国連安保理首脳会議に出席する。ピッツバーグでは、24日から25日まで第3回G20金融サミットに出席する。胡主席の今回の外遊は、新中国成立60周年記念式典を前にした重要な外交活動であり、中国の国家主席が1回の外遊でこれほど多くの首脳会議に出席するのも初めてだ。 現在国際情勢は全般的に安定しているが、世界は決して平穏ではない。一方では、従来型の地域衝突や重大な問題が続いており、解決の展望が見えてこない。もう一方では、国際社会の直面する新しい試練が明らかに増加している。最も際立った試練には3つある。第1に、世界金融危機と世界経済の後退により、発展途上国を初めとする発展の問題が一層際立ってきている。第2に、テロ、感染症、気候変動、エネルギー安全、食糧安全などグローバルな問題が際立ってきている。第3に、国際管理システムの遅れが相当際立ってきている。こうした背景の下で、国際社会は国際協力の強化をあまねく望むと共に、国連が引き続き重要な役割を発揮することにも期待している。 胡主席は一連の首脳会議への出席の機会を利用して、国際情勢やグローバルな重大問題に対する中国の見解を全面的に詳しく説明する。胡主席はこれらの首脳会議で、協力の強化を通じて国際社会の直面する共通の脅威と試練に効果的に対処することへの中国の支持、国際問題において国連が重要な役割を発揮することへの中国の支持を表明する。 「人民網日本語版」2009年9月21日 |
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