中国の胡錦涛国家主席は現地時間23日午後、「互いに力を合わせて難関を切り抜け、共に未来を切り開く」というテーマで第64回国連総会の一般討論演説を行った。中国の国家首脳が国連総会で一般討論演説をするのはこれが初めて。胡錦涛主席のスピーチの内容は主に次の通り。

4つの主張で調和の取れた世界の構築を促進

国際社会はこれまでにないチャンスとチャレンジに直面しており、互いに手を携えて進み、平和、発展、協力、ウィン・ウィン、包容のという理念を堅持して、恒久、平和、共同繁栄の調和の取れた世界の建設を促進しなければならない。

1．より広い視野から安全問題を詳しく観察し、世界の平和と安定を維持する。

2．より全面的な観点で発展を扱い、共同繁栄を促進する。

3．より開放的な態度で協力を繰り広げ、互いに有利でメリットのある局面を切り開く。

4．より寛大な度量で互いに包容し、調和の取れた共存を実現する。