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中国はなぜ「崩壊論」を退けられるか
発信時間: 2009-09-29 | チャイナネット

 

中国は西側によって孤立させられた国家から、徐々に世界の強国へと発展した。中国の発展モデルは世界に認められるに至った。

1971年、中華人民共和国は国連での合法的議席を回復した。

2001年、中国はWTOの143番目のメンバーとなることに正式に成功した。

2008年、北京は第29回オリンピック大会を成功させ、オリンピックの歴史に新たな光り輝く一章を書き加えた。

同時に、中国は景気刺激策などの措置によって、世界経済の後退への対応において、抜きん出た存在感を示した。

北京大学「中国と世界研究センター」の潘維主任は「すでに『中国モデル』を総括すべき時期にきている」と指摘する。独特の社会モデル、政治モデル、経済モデルが合わさって「中国モデル」が形作られるというのが、潘主任の考えだ。

潘主任によると、「中国モデル」は(1)経済は市場経済を実行(2)政治は共産党が指導する多党協力と政治協商制度、および人民代表大会制度を柱とする協商民主制度を実行し、かつ実践の中でたゆまず改善を加える(3)自らの発展路線を揺るがず歩むと同時に、強力な自己是正能力を持つ--の3層にまとめられる。

一方で潘主任は「中国の発展はまだ不均衡で、今後も多くの試練に直面するだろう」とも指摘する。

「人民網日本語版」2009年9月29日

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