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米国の著名牧師が訪朝、平和のメッセージを伝達
発信時間: 2009-10-16 | チャイナネット

 

米国のフランクリン・グラハム牧師とその代表団が13日、朝鮮の首都・平壌入りした。朝鮮中央通信は異例な方法で、この件を報道している。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

AP通信は、半年前に朝鮮が同国内のすべての人道機関の米国人を追放して以来、グラハム氏は最初に朝鮮に入国した米国人民間慈善家だと報じた。

朝鮮中央通信は同日「米国のNGO『サマリタンズ・パース』の代表であるフランクリン・グラハム牧師とその代表団が13日、プライベート機で平壌に到着した。グラハム氏は空港で、米朝関係の改善に懸け橋の役割を果たすために訪朝したと表明した」と報じた。

報道は短いものだが、一部のメディアが関心を示し、深い分析を行っている。日本の共同通信は、朝鮮の政府報道機関が他国の非要人の訪朝について報道し、空港での発言まで紹介したことを取り上げ、平壌がオバマ米大統領にメッセージを伝えるためにグラハム牧師の力を借りようとしている可能性を指摘した。

サマリタンズ・パースは13日、グラハム氏の訪朝に関する情報をウェブサイト上に掲載した。グラハム氏は朝鮮高官と面会し、同組織が資金援助した医療機関や施設を視察するという。

グラハム氏は「今回の訪問によって理解が深まり、関係が強化されるものと信じる。政治は除外して、平和のメッセージを伝達したい」としている。

「人民網日本語版」2009年10月16日

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