ルーマニア公式訪問中の習近平国家副主席は19日、大統領官邸でルーマニアのバセスク大統領と会談した。
習副主席は「国交樹立以来60年間、国際環境は何度も変化したが、両国関係は波瀾を経ず、常に着実に前進してきた。両国関係が60年間の風雨の試練に耐え、時を経てもますます新しくなることができたのは、双方が常に相互尊重と平等互恵の原則に従い、率直・誠実に向き合い、互いに信頼し、相手国の懸念に配慮してきたこと、両国の指導者が常に戦略的・長期的視点から両国関係を扱い、発展させ、両国関係発展の前進の方向をしっっかりと捉えてきたこと、両国の友情が両国人民の心の中に深く根を下ろし、両国の友好協力の社会的基礎がしっかりしていることの賜物だ」と述べた。
バセスク大統領は、新たな情勢の下で、対中関係を一層強化し、経済協力を拡大する意向を表明。「政局にどのような変化があろうとも、ルーマニア大統領は上海万博に出席する」と述べた。また、断固として「1つの中国」政策を遂行し、台湾、チベット、新疆ウイグル問題における中国の立場を支持すると重ねて言明した。
「人民網日本語版」2009年10月20日