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温家宝総理の東アジア首脳会議出席について |
発信時間: 2009-10-22 | チャイナネット |
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第12回中国プラスASEAN(10+1)首脳会議、第12回ASEANプラス中日韓(10+3)首脳会議、および第4回東アジアサミットへの温家宝総理の出席について、外交部は21日、内外メディア向けのブリーフィングを行い、胡正躍・部長助理が会議の背景や中国・ASEAN協力の情況を説明した。 胡部長助理は「今年の一連の東アジア首脳会議は、東アジア諸国が協力基調を保ち、世界金融危機に積極的に対応しているという大きな背景の下で開催される。中国側は会議を非常に重視しており、信念を固め、協力を深め、危機を機会に転じ、発展を促進する精神に基づき、東アジア協力の深化や関心を共有する地域・国際問題について各国と意見交換し、会議の積極的・実務的な成果を促していく」と表明。会議への中国側の期待として、以下の3点を挙げた。 (1)信念を固め、力を結集し、世界金融危機対策を引き続き最優先課題とし、本地域・世界経済の健全な回復について踏み込んで意見交換し、アジア諸国は同舟相救い、一層の努力を重ね、手を携えて地域と世界の経済・金融安定と持続可能な発展を促進するとの前向きなメッセージを世界に伝える。 (2)従来の事業を継承して今後の発展に道を開き、10+1、10+3、および東アジアサミット協力の進展を振り返り、実務協力の強化について重点的に協議し、各国の英知を結集してより大きな成果を上げ、各枠組の相互補完を促進し、チャンスを共有し、東アジアの持続可能な発展に新たな活力を注ぎ込む。 (3)意思疎通を強化し、共通認識を拡大し、国際経済・金融システム改革、気候変動、食糧の安全、エネルギーの安全、公共衛生の安全、自然災害などグローバルな問題について意見交換し、地域・世界の平和と安定を共同で守る。 胡部長助理は「温家宝総理は会議で、中国の世界金融危機対策とその成果を紹介し、東アジア協力の強化に対する中国側の見解と主張を詳述し、10+1、10+3の枠組みでの経済・投資・インフラ整備・農業・金融・人・文化分野の協力について具体的な提案を行う。ASEAN統合や、域内開発格差の縮小に向けたASEANの努力への支持を再確認し、これまでと同様、ASEANの後進国をできる範囲内で支持し、援助していく考えを再度表明する。また、各国が関心を共有する重大な地域・国際問題について、各国首脳と意見交換する」と述べた。 「人民網日本語版」2009年10月22日 |
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