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駐中国米大使「オバマ訪中は中米関係を新たな高度へ引き上げる」
発信時間: 2009-11-12 | チャイナネット

 

記者の質問を聞くジョン・ハンツマン駐中国大使

 米国のジョン・ハンツマン(中国名:洪博培)駐中国大使は11日午前、北京で中国メディアの取材に応じ、「オバマ大統領の訪中は間違いなく成功し、中米関係を新たな高度へと引き上げる」と表明した。中国新聞社が伝えた。

 ハンツマン大使は「オバマ大統領の訪中は中米関係にとって歴史的な瞬間だ。オバマ大統領は米国初のハワイで生れ育った大統領で、シカゴでも数年暮らしたことがあり、アジア太平洋地域に深い理解と知識がある。こうしたバックグラウンドは、オバマ大統領の訪中の成功にプラスだ」と述べた。

 胡錦濤国家主席との会談については「多くの議題が取り上げられ、相当内容豊かなものとなるだろう。世界経済、地域安全保障問題(アフガニスタンとパキスタン、および朝鮮やイラクの核問題)、クリーンエネルギー、気候変動などに話が及ぶ」と指摘した。

 また「中米関係の持続的発展の基礎は相互理解と信頼だ」と指摘。より多くの米国民が中国を訪れ、中国の歴史・文化・政治体制を理解すると同時に、中国国民も同様に米国に行き、米国の歴史・文化・政治体制を理解する機会を得られることを希望した。

 さらに「オバマ大統領は今月13日から19日にかけて日本、中国、韓国を訪問する。今年1月にホワイトハウス入りして以来、初の東アジア訪問だ。中でも中国は今回の歴訪で、特に重要な訪問国とみなされている」と説明した。

 ホワイトハウスの発表によると、オバマ大統領は16日夜に北京入りし、17日に胡錦濤国家主席、18日に温家宝総理と会談する。北京の前には上海を訪問し、中米関係の将来について中国の青年たちと対話する。

 「人民網日本語版」2009年11月12日

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