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外交部 米大統領のダライ・ラマとの会見に断固反対 |
発信時間: 2009-11-13 | チャイナネット |
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外交部の秦剛報道官は12日の定例記者会見で「中国はダライ・ラマが世界で活動することや、外国政府の要人がいかなる名目や形式でダライ・ラマと接触することにも断固として反対する。中国は1959年に農奴制度を廃止し、人類人権事業において巨大な進歩を遂げた。これはリンカーン元大統領が米国の黒人奴隷制度を廃止したことと同じ性質のものだ」と述べ、以下のように語った。 「私の記憶ではオバマ大統領は就任後のある演説で、リンカーン元大統領に非常に感謝し、リンカーン元大統領がいなければ自分は米国初の黒人大統領になることはなかっただろうと話している。またリンカーン元大統領が米国の国土統一と領土保全において唯一無二の役割を果たしたとも言っている」 「ダライ・ラマは封建農奴制のドンであり、彼は祖国を分裂させ、中国の領土保全を破壊しようとしている。私たちは、オバマ大統領が他の国の政府要人よりも、中国の主権や領土保全問題における立場をより深く理解してくれるよう望んでいる」 「そのほかにも米国側が中国の人たちの声に耳を傾けるよう希望する。記者のみなさんも中国のサイトにアクセスして、一部のサイトが設けているアンケート調査を見てほしい。例えばオバマ大統領がダライ・ラマと会見することついてのアンケートでは、90%以上の中国の人たちが強く反対している。中国の民意は侮辱しても欺いてもいけない。私たちは米国側に中国の民意を正視し、中国の領土保全と統一を尊重するよう求める。これは中国の核心的利益と並々ならぬ関心である」 「中米関係は双方にとっても非常に重要だ。私たちは現在の中米関係の良好な局面とチャンスを大切にし、相互に尊重し、平等な立場で、特に相互の核心的利益と重要な関心事を尊重しなければならない。チベットの問題は中国側の核心的利益と重要な関心事である。そのためチベット問題に関しては、米国側に中国の人たちの感情と民意を尊重し、適切に処理し、中米関係の健全かつ順調な発展を確保するよう望む」 「チャイナネット」2009年11月13日 |
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