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COP15、政治的意思を実際の行動に
発信時間: 2009-12-08 | チャイナネット

 

国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が、デンマークの首都コペンハーゲンのベラセンターで、現地時間7日午前に開会した。開会式では、ラスムセン・デンマーク首相、パチャウリ・気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長、デブア・気候変動枠組み条約事務局長らが相次いで演説し、政治的意思を実際の行動に変え、気候変動問題について効果的な合意を形成し、厳格な排出削減目標を打ち出し、発展途上国に資金・技術支援を行うよう、各国に呼びかけた。

ラスムセン首相は、COP15後半の首脳級会合に110カ国の首脳が出席する予定であることを紹介。「気候変動は全世界的なもので、境界はない。政治的意思を実際の行動に変え、気候変動のもたらし得る破滅的な結果を阻止する必要がある」と述べた。

中国代表団の解振華団長は「人民日報」記者の取材に「中国は積極的・建設的姿勢で、各国代表と共に努力し、COP15の成功を目指し努力する」と述べた。

会議の正式名称は「国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議及び京都議定書第5回締約国会合」。「国連気候変動枠組み条約」は、国際社会の気候変動対策の柱となる枠組みであり、この枠組みの下に議決された「京都議定書」は、2012年までの先進国の排出削減目標を定めている。COP15は、2013年以降の排出削減を調整する新たな合意の形成を目指している。会議は18日まで開かれ、190余りの国と地域から各界の代表1万5000人余りが出席する。

「人民網日本語版」2009年12月8日

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