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温家宝総理とフランス首相が会談 |
発信時間: 2009-12-22 | チャイナネット |
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温家宝総理は21日、フランスのフィヨン首相と人民大会堂で会談した。双方は、相互尊重と対等なつきあいを基礎に、両国の包括的戦略パートナーシップを引き続き推進していくことで一致した。 温総理は「中国はフランスとの各レベルの交流を強化し、戦略対話・協調を強化し、世界の多極化と持続可能な発展を促し、公正で合理的な国際政治・経済の新秩序の構築に向けて共にたゆまず努力していきたい」と表明。世界金融危機、気候変動、エネルギー安全などグローバルな試練への対処を契機に、思考を革新し、協力を深め、両国の経済貿易関係を新たなレベルへ引き上げることを提言した。 温総理はまた「中国はEUを非常に重視し、常に対EU関係を最も重要な対外関係の1つとしている。対中武器輸出禁止制裁の解除、中国の市場経済地位(MES)認定などの問題でEU各国の同意を促すため、フランスが引き続き積極的な役割を発揮することを希望する。これは中仏、中国EU関係の双方にとってプラスだ」と表明した。 フィヨン首相は温総理の両国関係への評価とその発展に向けた提言に賛同。「中仏関係は唯一無二の戦略パートナーシップであり、両国民間には長い友情の歴史がある。新たな情勢の下で、両国政府は相互尊重、対等なつきあいを基礎に、引き続き努力し、原子力・航空・交通運輸・文化など各分野の協力で新たな進展を図るべきだ」と表明した。 会談後、両首脳は、科学技術・情報・水利・文化・財政・原子力・航空など各分野の協力文書の調印式に出席した。 「人民網日本語版」2009年12月22日 |
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