呉邦国・全人代常務委員長は4日午後、北京の人民大会堂でウルグアイのアレギ下院議長と会談した。
呉委員長は「中国とウルグアイの関係は近年長足の発展を遂げている。両国は政治的相互信頼を日増しに深め、経済・貿易面で大きな成果を上げ、科学技術・文化・教育分野の交流を着実に推し進め、国際問題において緊密な協力を保っている」と述べた。
呉委員長は、全人代とウルグアイ議会の長年の友好交流が両国民の友情の強化と両国関係の推進に果たしてきた積極的な役割を積極的に評価。「双方が引き続き様々なレベル、ルート、分野で交流や協力を行い、治国、政治、民主法制整備の経験を互いに学び、参考にし、列国議会同盟(IPU)やラテンアメリカ議会など多国間の議会枠組みでの協力を強化して、両国関係の包括的発展のために新たな貢献を果たすことを希望する」と述べた。
アレギ議長は「中国は世界金融危機に積極的に対処し、世界に先駆けて経済の全体的な回復を達成し、ウルグアイを含む数多くの貿易パートナーにあまねく恩恵をもたらしただけでなく、世界経済の早期回復も大きく促進した。ウルグアイは対中関係の発展を非常に重視している。ウルグアイの議会は自らの強みを発揮して、政治・経済貿易・文化など各分野で中国との実務協力を促進するために、さらに積極的な役割を発揮していく考えだ」と述べた。
「人民網日本語版」2010年1月5日 |