ホーム>>政治>>論評
呉建民外交学院元院長:中日協力がアジア協力の要
発信時間: 2010-01-12 | チャイナネット

中国のフランス駐在元大使で、中国外交学院元院長の呉建民氏は11日北京で、「世界の重心が大西洋地区から太平洋地区へと移転することを背景に、中日間の友好協力がアジア各国の友好協力の要になる」と語った。

この日に行われた『呉建民外交作品シリーズ』新刊発表会で、呉建民氏は「第二次世界大戦後、日本は輸出主導型の経済成長でアジアの台頭を牽引した。一方、中国は1970年代末に始めた改革開放でアジアの浮上を速めた」と指摘した上で、「世界の重心がアジアに移転する流れはまだ継続しており、中日はこのプロセスにおいて協力のための大きな潜在力がある」と語った。

呉建民はさらに、「中日間の歴史問題は忘れられてはならない。歴史の悲劇が繰り返されてはならない。両国の国民は未来志向で歴史に向かい、代々の友好を堅持していかなければならない」と強調した。

「中国国際放送局 日本語部」 2010年1月11日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中共中央は西部大開発を非常に重視

· 中央アジア諸国との関係を深めるイラン

· 論評:台湾への武器売却は米国自らにマイナス

· 朝鮮半島情勢に転機の見込み

· 「協商民主」は中国の民主政治発展の重要な形式