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胡錦涛主席がブログ?ネットユーザーから熱い視線
発信時間: 2010-02-22 | チャイナネット

胡錦涛主席がTwitterのような中国版ミニブログ「微博(微型博客)」を開設したというニュースが22日、多くのインターネットサイトで報じられた。

一国の指導者がブログを開設したことについては、多くのネットユーザーが賛同を示している。「重慶晩報」の報道によると、2月21日、今月公開されたばかりの「人民微博」に"胡錦涛主席"というユーザーネームが現れた。この日の夜8時現在、このブログにはすでに8000人に上るファンが付いているという。

資料写真

2008年6月、胡錦涛主席が人民網のBBS「強国論壇」にアクセスし、中国のネットユーザーらと交流した。中国の最高指導者がオンラインでネットユーザーと交流するのはこれが初めてである。意表を突かれたネットユーザーはこのネットに現れた胡主席を"僕らのネット友達"と親しみを込めて呼んだ。

その後、有志のネットユーザーらにより、胡錦涛主席、温家宝総理のファンサイトが立ち上げられた。その名も「什錦八宝飯(FAN)」。両氏の名前にある「錦」と「宝」の文字を掛け合わせた上で、「ファン」を「飯(中国語の発音でファン)」の字を当てている。ちなみに、「什錦八宝飯」とは中国人が好んでよく食べる五目八宝飯を意味する。

今回、胡主席が「微博」に姿を現したことにより、「什錦飯」のテンションはさらに高まった。22日8時の時点で、胡主席の「微博」には、すでに1万2400人のファンがおり、現在も増え続けている。

「人民微博」にアクセスすると、すでに多くのネットユーザーが胡主席に宛ててメッセージを書き込んでいる。「"涛兄さん"とのふれあいに期待」、「"涛兄さん"の書き込み待ち」など、胡主席へのラブコールで溢れている。

一国の指導者がブログを開設することについては、ネットユーザーの間でもさまざまな意見がある。そのうち、「いずれにせよ、一般庶民が胡主席と交流する機会が増えるのだから、進歩であることに違いはない」との意見が最も支持されているようである。

「中国国際放送局 日本語部」より2010年2月22日

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