中国共産党中央はこのほど「中国共産党党員指導幹部の廉潔政務に関する若干の準則」を通達し、各地区・各部門にその徹底的な実施を指示した。「中国新聞網」が伝えた。
通達は「1997年3月に中共中央が通達した『中国共産党党員指導幹部の廉潔政務に関する若干の準則(試行)』は、党員指導幹部の廉潔政務の促進、党建設の強化と改善に重要な役割を発揮した。だが、新時代の党建設、とりわけ腐敗撲滅・廉潔提唱の取り組みが不断に深まるに伴い、すでに現実的な需要に完全に適応することができなくなっている。このため中央はその改正を決定した」と指摘。「各級党員指導幹部は『廉潔政務準則』を真剣に貫徹実行し、自らを厳格に律し、正しく身を持し、配偶者、子とその配偶者、その他親族、および身辺の者に対して『廉潔政務準則』に違反する行為の発生を断固根絶するよう厳しく求めなければならない」としている。
新華社は23日に「準則」全文を発表。「準則」は「総則」「廉潔政務行為規範」「実施と監督」「附則」の計18条からなる。このうち「廉潔政務行為規範」は、指導幹部の政務行為における代表的な8方面の「禁止」事項を詳細に規定するとともに、52種類の「許されない」行為を詳細に列挙している。
「人民網日本語版」2010年2月25日 |