シンガポールの国立大学東アジア研究所所長の鄭永年教授は、人民に更に幸せに、更に尊厳があるように暮らさせるには、さらに経済の発展と国民の生活との関係を解決しなければならないと述べ、次のように語った。
当面、中国の経済発展は速やかで、社会利益は多元化を呈し、さまざまな異なる声があるので、各方面からの異なる声を上手に取り上げ、これによって各方面の力を統合しなければならない。
「大衆が政府を批判、監督する条件を作り出す」ということは中国の政治の発展にとって重要な意義をもつものである。中国の共産党内の民主と人民民主はすべて着実に推し進められている。民主の中にはさまざまな観点の果たし合いと論争を含むが、論争において必ず批判がつきものである。この角度から言うと、批判は民主主義政治の発展を促進するメカニズムの1つでもある。
ここ数年来、中国は人民の民主的権利を保障する面で、重要な進展をとげた。中国共産党第17回党大会の報告の中では、法律によって公民の実情を知る権利、参加権、表現権、監督権を保障しなければならないということが明確に打ち出されている。
人民代表大会からメディアまで、さまざまなルートはすべて異なる意見の集まるプラットフォームとなっっている。そのうち、インターネットの役割は最も注目されるものとなっている
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