第11期全人代第3回会議プレスセンターは19日、「人民代表大会の立法・監督活動」に関する合同取材を梅地亜中心(メディアセンター)で行った。
全人代常務委員会予算業務委員会の高強主任(全人代代表)は「予算資金は公共の資金であり、民から集められ、民のために用いられる。法律法規に基づき集めた資金を政府が何に用いているのかを大衆は知るべきだ。したがって予算の公開は、それがしかるべき筋なのであり、議論の対象となるべきではない」と指摘。「実際、国務院も予算の公開を徹底し、人民代表大会や社会・民衆による監督を受け入れるよう何度も文書で指示している。だが実際の実行状況はまだ満足のいくものでない。広州市は昨年、一部政府機関の予算を公開して幅広い反響を呼び、しばらく大好評を博した。実のところ私は、こうするのが普通であり、政府はもっと早くからこれを徹底すべきだったと考えている」と述べた。
■全人代は予算審査を3つの取組みで強化
高主任は全人代常務委員会が近年予算審査に関して強化した取組みとして、次の3つを挙げた。
(1)予算審査の事前準備の強化
(2)全人代財経委員会による予算の予備審査の強化
(3)大会期間中は、全人代代表全員で予算を審査
「人民網日本語版」2010年3月11日