中国、中米関係推進への米側の積極姿勢を称賛

タグ: 積極的・協力的・包括的な米中関係 

発信時間: 2010-03-31 13:14:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

外交部の秦剛報道官は30日の定例会見で、中米関係に関する質問に「オバマ米大統領およびスタインバーグ米国務副長官が中米関係の推進に積極的な姿勢を表明したことを称賛する。米側が台湾、チベット問題において中国側に示した原則的な約束を重ねて言明したことを重視している」と述べた。

----報道によると北京時間30日、オバマ米大統領は中国の張業遂・新駐米大使の信任状を受理した際、「米国は中国側と共に21世紀における積極的・協力的・包括的な米中関係を構築するために尽力している。また、共通の試練に対処できるパートナーシップを着実に築くために的確な行動をとる」と表明した。同日、スタインバーグ米国務副長官もメディア向けブリーフィングで「米側は中国との積極的・実務的な協力関係の発展を模索し、民主・共和両党の歴代政権が長年遂行している『1つの中国』政策を堅持する」と表明するとともに、「米国はチベットが中国の一部であることを承認し、『チベット独立』を支持しない」と重ねて言明した。中国側はこれをどう受け止めるか。

オバマ政権発足後、中米関係は双方の共同努力の下で、積極的な発展を遂げた。その前の時期に中米関係はあるべきでない妨害を受けたが、これは双方の共通利益に合致しないことだ。中米両国は共に世界において重要な影響力を持つ国だ。良好な中米関係は両国および両国民の根本的利益に合致し、アジア太平洋地域、さらには世界の平和・安定・繁栄に寄与する。中国政府は一貫して対米関係を重視し、長期的で健全な安定した中米関係の発展に常に尽力している。双方が両国首脳間の合意を真摯に実行に移し、3つの共同コミュニケや「中米共同声明」の原則と精神に従い、対話と交流を強化し、相互信頼と協力を深め、敏感な問題を適切に処理し、21世紀における積極的・協力的・包括的な中米関係の建設に向けて共に努力することを希望する。

「人民網日本語版」2010年3月31日

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