オバマ大統領「米中関係は包括的かつ重要」

タグ: 対話・相互信頼・協力を強化 核心的利益や重大な懸念を尊重

発信時間: 2010-03-31 13:16:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

オバマ米大統領は29日、ホワイトハウスの大統領執務室「オーバル・オフィス」で、中国の張業遂・新駐米大使から信任状を受理し、親しく言葉を交わした。

オバマ大統領は張大使の着任を歓迎し、「米中関係は包括的かつ重要であり、両国民間の長年にわたる深い結びつきを反映している。過去31年来、米中両国は相互関係の良好で安定した発展から利益を得てきた。双方は建設的協力の実行力を高め続ている。昨年、両国は第1回戦略経済対話を成功させた。私も成功裏に訪中を終え、さまざまな場で胡錦濤主席と会談を行った。胡主席と私は21世紀における積極的・協力的・包括的な米中関係の構築に共に努力するとともに、共通の試練に対応できるパートナーシップを着実に築くために的確な行動をとることで合意した。米側はこの目標の推進に尽力している。米国は国際社会の強大で、繁栄する、成功した一員としての中国を歓迎する。米側が重ねて言明する『1つの中国』政策が変わることはない」と表明した。

オバマ大統領はまた「今日、米中関係は21世紀を形作る能力を備えており、世界のいかなる二国間関係にも増して重要だ。米中両国は核兵器拡散、地域の平和と安定、気候変動など地域やグローバルな試練に直面しており、協力を強化し、共同で対処することが求められている。今日われわれ2つの偉大な国家は、手を取り合い、子孫のために繁栄する未来を築くべき時期に来ている」と述べた。

張大使は「良好な中米関係は両国および両国民の根本的利益に合致し、アジア太平洋地域、さらには世界の平和・安定・発展に寄与する。中国の指導者と政府は一貫して中米関係を重視している。米側と共に努力し、両国首脳間の重要な合意を真摯に実行に移し、対話・相互信頼・協力を強化し、互いの核心的利益や重大な懸念を尊重し、21世紀における積極的・協力的・包括的な中米関係をたゆまず推進していきたい」と述べた。

「人民網日本語版」2010年3月31日

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