第1回中米政党間ハイレベル対話が3月31日午後北京で開かれ、中国共産党中央連絡部の王家瑞部長、米国民主党を代表してオルブライト元国務長官、共和党を代表してリチャード・ウィリアムソン元国務次官がそれぞれ発言した。
王家瑞部長はその中で「中国と米国は世界で最大の発展途上国と先進国である。双方は中米関係が21世紀における最も重要な二国間関係であることを認識している。両国の政党と政治家は、イデオロギーや社会制度、文化伝統などの相違を超え、偏見を切り捨てる。そして、戦略的な信頼関係を絶えず強め、両国関係の21世紀に向けた長期的かつ安定した発展を構築すべきだ」と指摘した。
米国両政党の代表は、中国が米国にとっても、世界にとっても非常に重要な国であり、米中関係の発展に共同の利益の基盤があるとの認識を示した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月1日