胡錦涛国家主席とインドのパーティル大統領は1日、両国の国交樹立60周年を祝う電報を互いに送った。
新華社通信によると、胡主席は祝電の中で、「中国とインドの善隣友好、協力、共同発展は両国人民に利益をもたらすだけではなく、アジアや世界の平和と発展の促進にもプラスとなる。中国は中印関係をもっとも重要な両国間関係の一つにし、インドと長期にわたって、安定的な戦略協力パートナーシップを結ぶことは中国政府の既定方針と政策だ。中国はインドとの友情、相互信頼と協力を強化し、共にさまざまな世界的なチャレンジに対応し、発展途上国の利益を維持し、両国の戦略的協力パートナーシップを推進させて行く」と述べている。
また、パーティル大統領はその祝電で、「双方の共同努力を通じて、インドと中国の関係が日増しに緊密になってきた。両国は平和と繁栄を目指す戦略的協力パートナーシップを結んだ。双方の密接な協力はアジアないし世界の平和と安定に有利だ。インドは中国との協力を引き続き強化していきたい。これは両国関係を新たなレベルに引き上げて行くだろう」と述べた。
この日、中国の温家宝総理とインドのシン首相も祝電を交換した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月1日