上海市は万博開催期間の救急・市民医療を確保するため、すでに「万博パーク区」「周辺重点保障区」「都市運営区」「上海周辺区」の4レベルの救急保障体制を構築している。市衛生当局は8日、上海「120」救急センターが全市救急ネットワークをすでに整備しており、万博開催期間には市民の救急要請から15分以内の現場到着率を85%に高める考えであることを明らかにした。
救急センターは2月以来、本当に救急出動の必要なケースに力を注げるよう、「救急」「通常転院」「非救急」などケース毎に救護態勢を分類し、その徹底を図っている。
また、水陸空の一体化した立体的な救護ネットワーク、指定病院との連携による重体救急ネットワーク、華東地区省間救急・支援ネットワークの構築により、救急に要する時間を短縮し、その効率を高める計画だ。
「人民網日本語版」2010年4月9日