イラン革命防衛隊のサラミ副司令官は21日、22日から3日間にわたり、ペルシャ湾とホルムズ海峡で大規模な軍事演習を行うことを明らかにした。
イランのメディアによると、サラミ副司令官はこの日、テヘランで「イラン革命防衛隊の陸・海・空の各部隊が今回の演習に参加する」と述べた。また、演習はイラン革命防衛隊の設立記念日に当たるという。
演習の目的について、サラミ副司令官は「ペルシャ湾とホルムズ海峡の安全を確保すると同時に、ペルシャ湾諸国に『平和と友情』のメッセージを伝える。演習は隣国に脅威を与えるものではない」と述べた。
また、サラミ副司令官は「ペルシャ湾とホルムズ海峡は経済とエネルギー輸送の重要なルートである。イランはこの地区の安全保障のため、建設的、決定的、かつ積極的に役割を果たしていきたい」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月22日