胡錦涛国家主席は22日、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長に弔電を送り、サマランチ終身名誉会長の死去への深い哀悼の意と、遺族への心からの慰問の意を表した。
胡主席は弔電で「サマランチ先生はIOCの卓越した指導者であり、近代オリンピック運動の改革と発展に生涯尽力され、団結・友情・平和のオリンピック精神を発揚し、近代オリンピック運動に新たな輝きをもたらすためにたゆまず努力され、世界各国の人々から高く称賛された」と述べた。
また「サマランチ先生は中国人民の古い友人、良き友人であり、生前はIOCにおける中国の合法的議席の回復、IOCと中国の交流や協力の支持と拡大、中国・スペイン両国、両国民間の友情と協力の促進に抜きん出た貢献をされた。私たちはこのことをいつまでも忘れない」と指摘した。
胡主席はさらに「中国政府はこれまで同様に中国スポーツ界がIOCや各国スポーツ界との交流・協力を強化し、中国と世界各国の人々の間の理解や友情を深めることを支持する」と強調した。
「人民網日本語版」2010年4月23日