外交部の姜瑜報道官は22日、北京での記者会見で、ロシアのボロダフキン外務次官の中国訪問について「中ロ双方は、6カ国協議のプロセスを引き続き推進することが各国の共通利益に合致し、北東アジア地域の平和と長期的な安定にプラスとなることを一致して認めた」と述べた。
姜瑜報道官は「朝鮮半島の非核化を実現し、核拡散に反対し、北東アジアの平和と安定を維持することは、中国政府のこれまで一貫した立場だ。中ロ双方は一致して、各国と共に努力し、6カ国協議の早期再開を求めて行くと表明した。ボロダフキン外務次官は20日に北京を訪れ、楊潔チ外相、武大偉中国政府朝鮮半島事務特別代表とそれぞれ会談した」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月23日