劉延東国務委員は26日、中国科学院初の外国人特別招聘研究員159人、外国籍の青年科学者55人と、中国科学院生物物理所で面会した。面会には路甬祥・中国科学院院長(全人代常務委員会副委員長)も同席した。
劉委員は特別招聘研究員を熱烈に歓迎し、心のこもった挨拶をした。劉委員は「各国は現在、世界金融危機、気候変動、エネルギー安全保障、食糧安全保障といった重大な試練に共に直面している。各国の科学技術界が国際的な協力を強化し、科学技術革新をたゆまず押し広げ、深め、科学技術面の重大な問題を共同で解決することが差し迫って求められている。中国政府は国際的な科学技術協力・交流を非常に重視している。中国政府は対外開放の基本国策を揺るがず遂行し、科学教育による国家振興、人材による強国化の戦略を実行し、科学技術によって自国の持続可能な発展を牽引し続けている。海外の科学研究機関・科学者との協力や交流が、人類の科学技術事業の進歩を力強く促し、中国の科学技術の発展を積極的に促してきたことは、実践によって証明されている」と述べた。
「人民網日本語版」2010年4月27日