国務院:金融・原子力発電などへの民間資本の参入を奨励

タグ: 原子力 金融 民間資本

発信時間: 2010-05-14 15:08:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「民間投資の健全な発展の奨励と誘導に関する国務院の若干の意見」が13日、中国政府のウェブサイトに発表された。全36項で、民間投資の発展に関するものとしては05年の「個人・私営など非公有制経済の発展の奨励と誘導に関する国務院の若干の意見」に続く重要な文書だ。

「意見」は▽民間投資の分野・範囲をさらに開拓し、法律・法規で明確に禁じられていない業種・分野への民間資本の参入を奨励・誘導する▽投資参入条件の設定を規範化し、公平な競争と平等な参入に基づく市場環境を築く▽市場参入基準や特恵支援政策の公開性・透明性を確保し、各種投資主体を同等に扱う。民間資本のみに対して追加条件を設けてはならない▽政府投資の範囲を明確に区切り、国有経済の配置・構造の調整をさらに進める----としている。

また、民間資本の参入を奨励・誘導すべき基礎産業、インフラ、市政公用事業、政策的住宅建設、社会事業、金融サービス、商業貿易流通、国防科学技術工業の各分野を明確化。さらに、民間資本の再編や国有企業改革への参与、国際競争への積極的な参加を奨励・誘導し、民営企業の自主開発の強化、体制改革、グレードアップを推進し、民営企業による国際競争への積極的な参加を奨励・誘導するとしている。

「人民網日本語版」2010年5月14日

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