外交部の馬朝旭報道官は18日北京で「中国はこれまで一貫して平和維持活動と政治プロセスを同時にすすめる『双軌戦略』を堅持し、ブラジルとトルコとイランがテヘランの研究用の核燃料の供給協定に調印したことを重視し、歓迎する」と述べた。
また、馬朝旭報道官は「これが対話を通じてのイラン核問題の平和解決の推進にプラスとなることを期待する。中国は対話と交渉がイランの核問題を解決する最もよい手段とみている。また、安保理の行動が国際的な核不拡散システムや中東地域の平和と安定の維持及びイラン核問題の適切な解決を推進していくことを望んでいる」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年5月19日