韓国の与党が第5回統一地方選で失敗したことを受けて、党内の高官は3日次々と辞職を提出した。
韓国大統領府の鄭正吉(チョン・ジョンギル)大統領室長は3日午前行われた首席秘書官会議の後、数人の首席秘書と共に李明博(イ・ミョンバク)大統領に辞職の意を示した。与党ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)代表はこの日の会議で、「選挙の結果を受け入れる。選挙対策委員会の委員長として重大な責任を負い、代表を辞することにした」と明らかにした。
また、民主党の丁世均(チョン・セギュン)代表はこの日、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相をはじめとする内閣の全員辞職を求めめた。
韓国の第5回統一地方選挙は2日行われたが、即時の開票結果によると、主要7市と9道の16首長選で、ハンナラ党は6首長を制したのに対して、民主党は7首長選で勝利したことから、ハンナラ党の敗北が告げられた。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年6月4日