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我々としても、先端兵器の研究開発分野全体のレベルについていえば、中国が世界の先端水準よりも劣っていることは認めざるを得ない。しかし、同時に、近年の中国の経済技術の発展により我々も多くの蓄積を得、ある分野においては次第に世界の先端水準に肉薄してきていることにも目を向ける必要がある。
例を挙げれば、今回出展されている先進的機能を備えた装甲車輌・持ち運び可能な地対空ミサイル・長距離射程ロケット砲などがこれにあたる。これらの製品については、既に世界でも屈指の水準にあり、将来的には中国企業が世界最高水準の製品を提供することが可能であろう。
総じてみると、中国は生産・価格・技術発展の速度の各面において利点を有しているといえる。したがって、中国の軍用装備品製造企業が今回の欧州国防展へ出展すること自体が、これらの利点が国際市場での競争において通用することへの彼らの自信を表すものといえる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月21日